アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎氏の「アヒルと鴨のコインロッカー」を読みました！（*ﾟ∀ﾟ）
買ったのは大分前なんですけど最近まで放置してて＞＜
この前やっと読み終わりました。面白かった…！！感動した！
とりあえず公式のあらすじ↓


「引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。
初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。
彼の標的は――たった1冊の広辞苑！？　
そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、
モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ！」


これ夏に映画化もするんですよね！（*＾＾）
作者もおっしゃってたけど、この作品を映像化するのは絶対むずかしい…
つづきから感想です！一応ネタバレはしてないですー（´∀｀）
　

わたしはこれ、あらすじ読んだだけで、やべー面白いんじゃないのこれ！！（*ﾟ∀ﾟ） =3
と思って買ったんですけど、あらすじの部分はほんとなんていうか物語の一部でね、
全体を通してみるとすごい深い話で面白かったです…！！
ミステリーになるんですけど、わたしはあんまりミステリーとは意識せずに読みました。
ストーリー重視なので、ミステリー苦手な人にもおすすめだと思います（*´∀｀*）
物語の途中で最大の謎がとけるんですけど、それがもう、あーそういうこと！！って感じで！
それは絶対ネタバレせずに読んだ方が面白いです＞＜

キャラも立ってて、セリフのテンポがすごくよくて、伏線の張り方と回収の仕方が上手な作品でした。主要キャラは皆すきですけど、特にドルジがすきですわたし（*´∀｀*）
映画では主人公の一人の琴美役を、ハチクロであゆをしてた子がしてるんですよね。
イメージぴったりで嬉しい＞＜

ただ、ほんと途中までが面白すぎて、登場人物達にかなり感情移入して読んでたので、欲を言うとラスト２割の辺りでもっと泣ける要素を入れてくれると嬉しかったかも（笑）
これラストでたぶん泣く！と期待しながら読んでしまったので、（本読んで泣くのがすきな人）
ラストがどちらかというとあっさり終わってしまったのが残念かな？
この、淡々とした終わり方もわざとだとは思うんですけど。
その分、あとからじわじわくるんですけどネ（＾∀＾）
読み終わった後にもっかい読み直したいと思える本は面白い本だと思います。
アヒルと鴨のコインロッカーはそんな本でした（*´v｀*）